備前玉でごはんを炊くと、ふっくらツヤツヤの白ごはんが炊けるらしい。そんな噂を聞きつけました。白ごはんが大好きな私にとって、これほどの朗報はありません。
早速インターネットで備前玉を購入。届いたその日にごはんを炊いてみることにしました。さて仕上がりは、いかに・・・?
備前玉とは
備前玉とは、岡山県の名産として有名な「備前焼」と同じ土を使用して作られた、不思議な玉です。備前焼で使われる土には鉄分が多く、高温で長時間焼いて作られるため、遠赤外線効果が発生します。
その遠赤外線効果のおかげで、お米が芯からふっくらと仕上がるというわけです。
その他にも、備前玉には微細な気泡がたくさんあり、備長炭などと同じく水の浄化作用があり、水が美味しくなったり生け花が長持ちしやすいなどの効果もあります。
備前玉を使ったごはんの炊き方
炊き方は非常に簡単です。いつものようにお米を洗い、お釜の線通りに水を入れたら、米1合に対して備前玉を1個入れるだけ!今回は実験ということで、1合のお米で試してみることに。
「え!これだけ?」と思うかもしれませんが(実際私もそうでしたが)、これだけで美味しい白ごはんが炊けるということ。それを信じて、炊飯器のスイッチをオン。さて仕上がりは、いかに・・・。
炊き上がりに変化はあったのか?
「ピー。ピー。」ごはんが炊き上がりました。炊飯器からは、甘いごはんのいい香りが漂っています。
蓋を開けると、さらに甘い香りが強くなります。しゃもじでごはんをかき回すと、いつもに比べてごはんが柔らかく感じます。効果アリか!?
炊きたてを味わいたいので、すぐさまお茶碗へ。アツアツに炊き上がったごはんを口に入れると・・・「ふっくらしている!」
いつもの白ごはんに比べると、ごはんのふっくら度合いが違います!あまりの美味しさにおかずも何もなしで1杯をペロリ。
そして驚いたのが、2杯目。うちの炊飯器は安物で年式も古いため、1杯目に比べて2杯目になると若干温度が下がりツヤもなくなるのですが、今回は違います!遠赤外線の効果なのか、2杯目も炊きたて直後と変わらないクォリティを保っています。これは素晴らしい!
遠赤外線なのか、それとも水の浄化作用かは不明ですが、いつもに比べてごはんの甘みや風味も増したように感じました。
備前玉のその他の利用法
冒頭でも書きましたが、備前玉はごはん以外にも、様々な利用法があります。届いた備前玉のパッケージには、それらの用法が書かれていましたので、ご参考までにここで代表的なものをピックアップさせていただきます。
- 水が美味しくなる(ポットに水と備前玉を入れる)
- コーヒーや紅茶が美味しくなる(1の効果)
- 生け花が長持ちする
- お風呂に入れると体が温まる
- 炊飯器で炊くごはんがふっくら美味しくなる
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