
毎月決まった額を貯金したいけど、なかなかできない。
急な出費で支出が増えたとき、まわりのみんなはどうやって貯めてるんだろう?
子どもの学費とかでこれ以上の節約は無理そうだし…。
将来も考えるとこのまま貯金を続けていけるか不安だな。
しんまま(@shin_mama19)です。
毎月決まった金額を貯蓄にまわしたいけど、急な出費などで支出がかさみ、「貯金できない」という月があると思います。
確かに毎月定期的に貯めていくことが理想ですが、なかなか上手くいかないのも事実。
でも不安に感じる必要はありません。しっかり「貯金の基本」をおさえておけば、計画通りに貯蓄を進めることができます。
▼この記事でわかること▼
- 貯金は「月」ではなく「年」で考える
- 貯金の基本とコツ
- 貯金の目標金額ってどれくらい?
貯金は「月」ではなく「年」で考える
急な結婚式や友達との飲み会など「思いもよらない出費」が発生して、「また今月も貯金できない!!」とイライラしてしまうとき、ありますよね。まじめな人ほど、計画が思うように進まないと心穏やかではないと思います。
普通に生活をしていば貯金ができない月があるのも当たり前です。貯金を優先して「誰とも遊ばない!外出もしない!!」というのも、ちょっと違うと思います。
そんなときは貯金を年間で考えましょう。
貯蓄の目標が「毎月3万円」なら、「毎年36万円」に切り替えるのもひとつの方法です。結果は同じですよね?
ただし貯金ができない月があれば、ボーナス時や余裕のある月から振り替えるという方法を取ります。
収入は月収ではなく年収で把握する
先日、こんなツイートをしました。
手取りの「月収」を把握している人は多いけど、手取りの「年収」を把握している人は意外と少ないです。
— しんまま@ブログ連続投稿17日目 (@shin_mama19) February 7, 2020
手取り月収で予算立てしちゃうと、固定資産税とか車税、車検といった「年に一度のイベント」に備えられなくなります。
月の予算は「手取り年収からの逆算」がマストです。
結婚式や食事会だけでなく、家や車の税金、「年払い」の保険の支払いがある月にも、支出が増えて貯金が難しくなります。
ここでも「年間思考」を取り入れます。
年間の手取り収入が300万円のご家庭であれば、まず固定資産税や車検などの「まとまった支出」を引いておきます。残ったお金が生活費(貯金を含む)です。
そして一年間に使える生活費から逆算して、「貯蓄目標額」と「毎月の予算」を割り出します。
極論を言えば、貯金は毎月定額じゃなくても、一度に貯めてもいいということです。
貯金の基本とコツ
ここからは、貯金を進めるための基本やコツについて説明します。
貯金の基本は「先取り貯蓄」
貯金をする際には、月の収入から「生活に必要なお金(予算)」を引き、残ったお金を貯蓄します。これを「先取り貯金(貯蓄)」と言います。
「生活費の残り=貯金」じゃなくて
— しんまま@ブログ連続投稿17日目 (@shin_mama19) January 29, 2020
「貯金した残りで生活」すると、貯蓄ができる家計の体質に変わります。
もちろん、毎月定額の貯金が難しいときには、ボーナスや余裕のある月から振り替えても構いません。要は「トータルでいくら貯める」という目標を達成できればOKです。
貯金ができない人にありがちなのが、「毎月の出費の残りが貯蓄」という考え方。これだと出費が優先になるので計画的な貯金ができません。
詳しくは下の記事でご紹介しているので、参考にして下さい。

貯金用の銀行口座を用意する
「貯金用」と「生活費用」の口座を分けておくと、貯蓄用のお金に手出しして「貯金ができない!」という状態を防ぐことができます。
毎月の給与振り込みの口座を生活費用として、別口座として貯金用を作るのがおすすめです。
節約するには固定費を減らす
貯金というワードから連想されるのが、節約。
節約と聞くと食費や日用品費などの「変動費」を減らすイメージがありますが、努力の割に節約できないのが特徴です。
反対に「固定費」と呼ばれる住宅費や保険の支払い、スマホ代といったものは、1回あたりに削減できる金額の期待値が大きく、節約効果が高いです。

④貯金は「割合」で考える
貯金は「月に3万円貯める」という考え方でもいいのですが、「割合」で考えると今後の収入の変化などに対応しやすくなります。
例えば月の手取り収入が20万円なら、「2割にあたる4万円」を毎月の貯金目標にします。
この方法だと、例えば転職などの理由で収入が下がってしまったときでも対応できますし、反対に昇進でお給料が増えたときも同様です。
次のツイートは、そんな意味をこめてつぶやきました。
月収の20万円を全て使ってしまう人は、月収が倍の40万円になっても全部使い果たしてしまう可能性が高いのでです。宝くじの当選金を使い果たす人の思考です。
— しんまま@ブログ連続投稿17日目 (@shin_mama19) February 8, 2020
例えば常に「月収の8割で生活する」と考えるようにすると、残りの2割は確実に貯蓄か投資にまわせます。
⑤家計アプリで貯金や支出を管理する
月々の収入や支出を家計簿で管理するのは、思ったよりも大変で挫折する人が多いかもしれません。家事以外にも仕事や育児まで抱えて忙しいのに、家計簿なんてなおさらできないかもしれません。。
そんなときに家計アプリを使うと、時短になります。
「レシートを撮影するだけで家計簿入力が完了」というアプリはとても楽ですし、リンククロスの家計簿アプリあたりだと銀行口座やクレジットカードともリンクできるので、支出から貯金額の管理まで、すべてをスマホ上でできるのでおすすめです。
貯金の目標金額はどれくらい?
今日のメインのお話はこれくらいにしておくとして、最後に貯金の目標金額はどれくらいかが気になるところだと思います。
貯金は手取りの2割を目標にしましょう。
しかし、家族構成や収入との兼ね合いで「月に2割の貯金はできない」というご家庭もあると思います。そんなときは1割でも、無理せず貯金ができる割合の設定をして下さい。
ではでは。
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