ED209がかわいい!映画ロボコップを引き立てる癒し系ロボ

洋画

1980年代~90年代に公開された、映画ロボコップ。シリーズ累計の興行収入は1億5000万ドルを越える大ヒットシリーズです。

ロボコップと言えば、主役のロボコップ(マーフィ巡査)や数々の強敵たちを思い浮かべますが、作品を引き立てる「影の立役者」を忘れてはいけません。

そう、今回ご紹介する「ポンコツ癒し系ロボ」こと「ED-209」君です。

※この記事ではネタバレ要素を含んでいます。

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ED-209とは?

 

ED-209は「イーディーニイマルキュウ」ではなく、正式な呼び方は「エド・ツー・オー・ナイン」。

声は野太く、クールに相手に警告を与えます。

「クールなのに、ポンコツ」という「ギャップ萌え」が、世界で愛されている理由のひとつになっています。

EDというのは「Emforcement Droid」の略で、日本語訳にすると「執行ロボ」。「悪い奴らには力ずくで執行するぜ」という、気合の入った呼称です。

ちなみに「Droid(ドロイド)」というのは「スター・ウォーズ」シリーズでジョージ・ルーカス監督が作ったと言われています。「人間と同等、またはそれ以上の知能を有するロボット」という意味だそうです。

ウィキペディアにはED-209について詳細な紹介がありましたので引用させていただきます。

二足歩行で移動し、武装解除した人間には攻撃を加えないよう制御されている。将来的には、アメリカ合衆国陸軍による発注に応えての売り込みも計画されている。両腕には機関砲、右腕の外側には3門のロケットランチャーをそれぞれ装備している。

ED-209は、オムニ社のナンバー2であるジョーンズ専務により製造されました。

オムニ社はデトロイトの旧市街地に「デルタ・シティ」の建設を計画。しかし犯罪の横行がそれを妨げていると考えました。

しかし犯罪を取り締まる警察も頼りにならないと危惧したCEOは、ナンバー2であるジョーンズに「犯罪撲滅ロボット」の制作を指示したのです。

そして「24時間飲まず食わずでも働ける警官」として誕生したのが、ED-209。

ここに「ロボコップ第1号(失敗作)」が誕生しました。

ED-209は初登場した際、制御不能になってオムニ社の幹部を撃ち殺してしまうという、いきなりのポンコツぶりを発揮します。

ED209がかわいい①階段をスッテンコロリン

ED-209のかわいらしさをもっとも表しているシーン。ロボコップファンなら誰でも記憶に残っているでしょう。

ED-209は平地専用。だから階段を踏み外して、スッテンコロリンしちゃうんですね。

でも、ED-209は偉いんですよ。

そこらへんの馬鹿なロボットとは違い、いきなり階段を降りようとせず「大丈夫かな?」って恐る恐る足を下ろすんです。賢いでしょ?超胸キュンポイントです。

でも「ロボコップを何とかしてつかまえなきゃ!」という義務感から、結局踏み外してスッテンコロリン。

階段の踊り場で赤ちゃんみたいに「ンギャー!ンギャー!」と足をバタつかせながら駄々こねます。かわうぃ。

ED209がかわいい②駐車違反の取り締まりに降格

その後ED-209は「駐車違反の取り締まり担当」として、オムニ社の入り口に配備されます。

ジョーンズ専務としては「ED-209が門衛として立派な仕事をすれば街への配備もできるだろう」という目論見があったのでしょう。だけどこれは事実上の「降格」と言っていい扱いです。

しかし、ED-209にとっては「またとないアピール・チャンス」!ここでカッコいいところを見せつければ、街への配備の道も開けます。

仕事熱心なED-209は、入り口の前にちょっとでも車を停めようものなら「20秒以内に車をどけろ」と威嚇しながら近づいてきます。頑張ってCEOに良い所を見せないといけませんからね。

ところがロボコップの放ったコブラ・アサルト・キャノン砲の一発で大破。

倒れ込んだ後足をピクピクさせる姿が、かわうぃです。

ED209がかわいい③ニュース映像で醜態をさらされる

2作目のロボコップ2では、もはや「癒されキャラ」へと扱いが変化します。

冒頭のニュース映像では「ED-209がアメリカの5都市に配備決定」という嬉しい報告(?)がありますが、「故障が多く不評」というメッセージとともに、足が変になって身動きがとれなくなったED-209のかわいい映像が…。

でもそんなED-209の姿は微笑ましく、ロボコップになくてはならない存在だということを再認識した回でした。(2での登場シーンはこれだけです笑)

ED209がかわいい④少女に子犬のように扱われる

もはやED-209に「威厳」などは残されていません。監督が代わっても、ED-209の扱いは「癒されキャラ」のままです。

3作目の「ロボコップ3」では、10歳くらいの女の子に手玉に取られる姿を見ることができます。

ED-209は警察の武器庫の門番として配置されています。

市民による武装部隊に合流した少女は、彼らとともに警察の武器庫へ進入。そこでED-209と対峙します。

ED-209の機能をすべて知り尽くしている「天才プログラマー」の少女は、ED-209の足元へ潜り込み、パソコンと接続。「子犬のように忠実」というプログラムをセットし、ED-209は「忠実な子犬」へと変貌しました。

「癒されキャラ(いじられキャラ?)」が定着して「ワザとやってるんじゃないの?」というくらい、少女が足元に駆け込んできてても全く気付かないED-209。プログラムをいじられてる最中も、そっちのけで威嚇を続けるし…。

このゆるい感じがとてもかわいいです。

ED209のかわいい姿をもう一度見たい方は

ロボコップシリーズはDVDやブルーレイが発売されていますので、ED-209のかわいい姿をもう一度見たい方はぜひどうぞ。

ED-209のかわいい姿を手元に置いときたい方には、フィギュアも人気です。

 

下の記事では、映画「ロボコップシリーズ」を無料で視聴する方法を紹介しています。

【人気記事】映画ロボコップシリーズ(1~3)を無料で視聴する方法

 

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