【60分集中】僕が海外ドラマでリスニング力を鍛えるためにやっている方法

海外ドラマ

現在僕は動画配信サービスの「Hulu」で、海外ドラマを視聴しながら英語のリスニングの勉強をしています。

しかし、すでに英会話力を身に付けている人の話を聞いていると、単純に英語を聞き流すだけではリスニング能力は身に付かないようです

そこで教えてもらった「英語リスニング力アップのための効果的な方法」を僕なりにアレンジして、今実践しています。

さらに短時間で集中して行うために、「60分」という時間制限も設けました。

<<この記事でお話すること>>

  • 聞き流しだけではリスニング力に効果がない理由
  • 海外ドラマで効果的にリスニング力アップするための方法
  • なぜ60分なのか?
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聞き流しだけではリスニング力に効果がない理由

語彙力がないとただの「音の集まり」にすぎない

ネイティブの英語での会話を聞き取るためには、日本語とは違う発音やアクセント、リズム感などを養う必要があります。

しかし、そもそも語彙力がないと、単なる「音の集まり」にしかなりません。車のクラクションや川の流れといった「雑音」と同じですね。

そもそも英語を聞き流してリスニング力が上がるなら、僕はとっくにかなりのレベルのリスニング力になっているはずです。なぜなら、物心ついた時から「洋楽」が大好きで、ほぼ一日中聞いていたからです。音楽が流れれば、歌詞を丸暗記しているので、今すぐにでも歌えるレベルです。

でも、今の僕には到底リスニング力があるとは言えません。聞き流すだけには効果がない、何よりの証拠だと思います。

「語彙力」「想像力」を高めるリスニングが必要

会話を聞き取るためには、やはり「語彙力」が必要です。そうでないと、何を言っているのかがわかりません。当たり前の話ですけど。

「語彙力」というと、「単語帳を丸暗記!」みたいになってしまいますが、そのやり方はおすすめできません。

なぜなら、英語は会話の背景や文脈で、単語の意味が180度変化するからです。

僕たち日本人も、日本語で会話するとき、無意識に会話の背景や文脈から意味を「想像・推測」しています。

有名な例文ですが、「あ、あめだ。」という会話。

もしも会話しているまわりの景色が曇りがちな天気であれば、「あ、雨だ」という意味でとらえます。

違うシーンで、友達と二人で駄菓子屋さんでお菓子を探している時であれば、「あ、飴だ」という意味で人はとらえます。もしもそれが「雨」の勘違いだったとしても、「違うよ、今雨が降り出したんだよ!」と笑い話になります。

英会話も同じで、ただ単に単語を覚えるのではなく、場面の背景や前後の文脈から推測する「想像力」を同時に養う必要があります。

海外ドラマで効果的にリスニング力アップするための方法

僕が英会話のリスニング力アップのためにやっている方法が、

  • 英語を聞く力
  • 語彙力を高める
  • 想像力を養う

という「三本柱」を鍛えるやり方です。

僕が使っている動画配信サービスの「Hulu」では、海外ドラマを「英語字幕付き」で見ることができます。そして、「日本語字幕付き」や「字幕なし」に切り替えることも可能です。

画面右下にある歯車の形をした「設定」から、字幕の切り替えができます。

この「字幕機能」を切り替えながら僕が今やっている方法を紹介したいと思います。

この方法は、15分×4回=60分のセットです。

すでに英語のリスニングをマスターしている人からアドバイスを得た方法なので、お墨付きです。ちなみにその人というのが、僕の妻です(笑)。僕の妻は学生時代に留学経験もあり、よほど癖のある英語でない限りは聞き取ることができます。

①字幕なしで見る(15分)

まず最初に、「字幕なし」で見ます。

同じドラマの同じシーンを4回繰り返して見るので、時間は15分にします。15分前後の時間で、キリのいいシーンで終わらせます。

いきなり字幕なしで見るのは、僕のように英会話を始めたばかりの人には「ちんぷんかんぷん」だと思います。

でもそれでいいです。

ここで集中して欲しいのは、ドラマの背景や話している人の表情、リアクションなどから、話している内容を「想像・推測」することです。

間違っていても構いませんので、「何となくこんな話をしているんだろうな」という感じで一通り見ます。

そして見終わったら、自分なりに「このドラマの話はどんな内容だったか?」を振り返ってみます。

②同じシーンを「英語字幕付き」で見る(15分)

「字幕なし」で見終わったら、まったく同じ箇所を今度は「英語字幕付き」で見ます。

先ほど自分が想像・推測した内容と、英語字幕で比較します。

英語字幕付きでも「?」が3個くらい頭に付きそうです。

しかし、英語字幕を見ていると「知っている単語(表現)・見たことがある単語(表現)」がいくつか出てくると思います。

それらが、「字幕なし」で見たときに自分が想像・推測した内容と一致したとき、脳に強烈に焼き付きます。

また、「何となくこんなことを言ってるんじゃ?」という推測が正解だったとき、喜び・快感を感じます。この喜びが、英会話学習の大きなモチベーションに変わります。

このとき、知らない単語や表現のうち、気になるものがあればメモをしておきます。でもあまり神経質になる必要はありません。全部やっていると、どれだけでも時間がかかってしまいますからね。

何となく会話のキーワードっぽいものを拾い上げればいいです。

後でメモをした単語や表現を調べることで、語彙力が身に付きます。

③同じシーンを「日本語字幕付き」で見る(15分)

次に、同じシーンを今度は「日本語字幕付き」で見ます。

①や②で膨らませた想像の「答え合わせ」的存在です。

「こんなことしゃべってたんだ~」という感じで見て下さい。このときすでに同じシーンを見るのは3回目で、なおかつ英語字幕も先ほど見たので、1回目に比べて聞こえる英語の量がかなり増えていることに気付くはずです。僕もこの変化に最初は驚きました。

この段階で、日本語字幕の裏で流れている英語の会話を集中して聞いて下さい。話していることが聞き取れるようであれば、一緒に口ずさんでみるのも効果的です。

④最後に同じシーンを「字幕なし」で見る(15分)

仕上げに、「字幕なし」で同じシーンを見ます。

これまでの3回で養った「想像力」や「語彙力」をフル活用して集中して聞きましょう。

ここでも、気になる単語や表現があれば、メモをしておきます。

 

以上で、60分のリスニング訓練は終了です。

最後に:なぜ60分なのか?

僕が60分という時間制限を設けたのは、「長く続けたい」ことが理由です。

僕はこの60分の1セットを、「毎日9時から10時」のようにスケジュールに落とし込んでいます。スケジュール化することで毎日の「日課」になるからです。

もしも時間を決めずに「やれる時間にやる」スタイルだと、さぼり癖のある僕には絶対に長続きしないとわかっているからです(笑)。「今日は忙しいからやめた!」なんて言い訳もしそうになります。

英会話でもダイエットでも、仕事でもそうですが、成果を出すには「続けること」が大切です。途中で数日間でもやめてしまったら、そのままフェードアウトして終わりになる場合がほとんどです。

僕の場合、続けられるちょうどいい時間が60分だったというだけです。

2時間でも3時間でもやったほうが効果は早いのはわかるんですけど、たぶん僕の場合、途中でしんどくなって挫折しちゃうと思います。

だったら、無理のない時間設定で、長く続ける方がいいと。

もし60分でもしんどかったら、1ターン5分×4回の20分でもいいと思います。英会話マスターには、とにかく「毎日」「やめずに」「続けること」。

僕と一緒に続けましょう!

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