保険の解約日っていつになるの?保険屋さんに聞いてみた

暮らしの疑問&悩み

生命保険の切り替えにあたり、気になるのが「保険の解約日はいつの扱いになるのか?」ということです。古い保険と新しい保険との間に「すき間」が生じると、この間に万が一のことがあった場合に補償が受けられなくなってしまうからです。

僕は先日、生命保険を大手保険会社から価格の安い「都道府県民共済」に変更しました。共済の保険開始がまだ3週間ほど先なので、古い保険もその日まで効力を持たせておきたいと考えました。この3週間の間にも、何が起こるかわからないですからね。

そういうわけで、解約の効力がいつ発生するのかについて直接保険屋さんに聞いてみました。

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保険の見直しによる解約

わが家の生活費の中で、保険料はとても大きなウェートを占めていました。僕の場合、保険会社で個人年金も積立てていたため、合計すると毎月の出費は4万ほど。積立てを兼ねているといえ、家計にはかなり響きます。

そんなときに知ることになったのが「都道府県民共済」の存在です。僕は京都に住んでいるので「京都府民共済」になりますが、共済は非営利団体なので保険料がかなり低めなのが特徴です。

実際に共済に変更したところ、月に1万円の保険料が削減になりました。このことについては先日公開した「生命保険を共済に変えたら月1万円浮きました」の記事でお話しています。

僕の加入した共済は「(金融機関から)引き落としの翌日から補償開始」という条件だったので、この記事を書いている日からは3週間ほど先になります(引き落としは月1回)。

先立って解約予定の保険会社に「解約請求書」を送ってもらいましたが、「ところで解約日っていつになるんだろう?」と思い、保険会社である明治安田生命さんに問い合わせてみることにしました

※ここからお話する内容は「明治安田生命」の解約に関する内容です。他の保険会社さんとは対応が異なる場合がありますので、実際に解約する際には必ず直接保険会社に問い合わせをするようにして下さい。

保険の解約日って、いつ扱い?

解約書類を書いた日=解約日ではない

保険の解約をするときに提出する「解約請求書」ですが、この書類には記入した日付を書く欄があります。

もしかすると、記入日の欄に解約したい日付を書いたら、その日で解約扱いになるのかな?

ところが、解約は記入日では行われないそうです

また郵送した解約書類が保険会社に到着した日でもないそうです。

解約日=担当者が解約処理をした日

明治安田生命のコールセンターに問い合わせをしたところ、保険の解約の効力は担当者がコンピューターで解約処理をした日に発生するそうです。

つまり、いくら解約請求書が保険会社の担当者の手元に届いても、その担当者が解約の処理をしない限りは解約扱いにならないということです。

他の保険会社の話ですが、解約請求を保険会社の営業所に郵送して担当者の手元に届いているはずなのに、なかなか解約がされなかった、なんていう話を以前に聞いたことがあります。その担当者は、保険の解約をしてもらいたくないためにワザと解約処理を先延ばしにしていたのかもしれませんね。ひどい話です。

保険の解約日の意志を直接伝えよう

他の多くの保険会社でも、同じように「解約日=担当者が解約手続きをした日」として取り扱っているところが多いようです。

ですので「解約請求書」などの書類で解約の手続きを行う場合、解約日を指定したい場合には必ず担当者に直接「〇月〇日付けで解約したい」という意志を伝えることが必要です。電話だと不確実性は残るので、できればどこかで待ち合わせをして直接面談形式で手続きをする方が確実ですね。

解約日には要注意!

今回の僕の場合、「保険の切り替え」という目的で解約をすることになりましたが、このとき「新しい保険がいつ始まるのか?」をしっかりと確認しておく必要があります。「いつ」というのは、日付だけでなく、時刻もです。

たとえば切り替え先の新しい保険をよく見てみると「2月16日16時から保険の効力発生」と書かれているのに、古い保険を前日の2月15日までで解約してしまうと、2月16日の午前0時から16時までの間無保険の状態になってしまうからです。

大した時間差には感じられないかもしれませんが、この間に何かあればこれまで加入してきた保険の意味がすべてパーになることを考えると、2月16日いっぱいまでは旧保険も加入しておくべきでしょう。

また、保険の解約日によっては払い込み済みの保険料が返ってきたり、解約返戻金も変わることがありますので、そのあたりをしっかりと担当の人と話をするのが大事ですね。

 

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