
iDeCoの加入を検討しているんだけど、初心者におすすめの本はどれだろう?
あんまり難しい内容だと理解しにくいから、初心者でもわかりやすい本を紹介してくれると助かるな。
iDeCoを「最強の年金」だと思っている、しんまま(@shin_mama19)です(笑)。
僕自身もiDeCoの本を何冊も購入し、先日楽天証券で加入手続きを済ませたばかりです。
iDeCoの本は「どれを選んでもいい」ということはありません。
iDeCoの基本の他にも、「将来受け取れるお金が少なくならないように」という情報が書いてないとダメです。
というわけで今日は、僕が読んだiDeCoの本の中から厳選した「初心者の方におすすめの本」をご紹介します。
iDeCoとは?を初心者向けにサラッと解説
初心者の方へのおすすめ本を紹介する前に、予備知識としてiDeCoの基本を解説します。
iDeCoは正式名称を「個人型確定拠出年金」と言います。
ちょっと難しい言葉なので、超ザックリと説明すると「自分で積み立てる、老後のための年金」です。
iDeCoは税制上のメリット大
iDeCoは毎月決まった金額を積み立てて(確定拠出)、老後の生活資金を準備しましょうという「国の制度」です。
国の制度なので、税制上めちゃくちゃ優遇されています。
どれいくらい優遇されているかというと、iDeCoの掛金は全額所得から「控除」されます。
「控除」というのは「差し引く」という意味ですが、課税の対象となる所得(課税所得という)から「差し引かれる」ので、所得税と翌年の住民税が安くなります。
iDeCoの種類
iDeCoの積立て方は、大きく分けて次の2種類があります。
- 定期預金タイプ(元本保証型。リスク小)
- 投資信託タイプ(増える期待大。元本が減るリスクあり)
定期預金タイプは、元本が保証されますが増える期待はあまりありません。
投資信託タイプは、元本が減るリスクがありますが、代わりに大きくお金が増える可能性もあります。
iDeCoのその他のメリット
iDeCoは掛金の全額控除以外にも、メリットがあります。
ひとつめは、投資信託タイプを選んだ際の運用管理費や手数料が安いという点です。手数料関係は「資産運用」という視点では「マイナス要素」なので、手数料が安い=手元に残る利益が大きいことを意味します。
そしてもうひとつ、60歳になったときにお金を受け取るときにも税制上の優遇があります。
iDeCo初心者が本で学べること
iDeCoの本を購入して学ぶべきことは、これらのメリットだけではありません。
もっとも重要なのが「金融機関をどこにすればいいか」という問題です。
iDeCoを販売している金融機関はたくさん存在しますが、販売している商品や「コスト」が全く違います。
金融機関を選ぶ際のポイントは、次の通り。
- 品揃え
- 手数料(コスト)
初心者が特に重視すべき点は「コスト」です。
なぜならiDeCoは60歳までと期間が長いため、他の金融機関よりも運用コストが高い場合、受け取れる金額が大きく変わってしまうからです。
また、どういった商品をどのように運用するか?という情報も必要です。
初心者の方がiDeCoについての本を選ぶ際は、メリットだけでなく「どの金融機関の、どういった商品を選べばいいのか」について詳しく書かれている本を選ぶ必要があるんです。
iDeCo初心者におすすめの本3冊
では、僕がおすすめする「iDeCo初心者におすすめの本」の紹介に行きましょう!
それぞれ特長が異なるので、1冊だけでなく2~3冊持っておくと、より深い知識を得ることができますよ。
図解知識ゼロからはじめるiDeCoの入門書
iDeCo初心者の人にまず最初に手に取ってもらいたい本が、図解知識ゼロからはじめるiDeCo(個人型確定拠出年金)の入門書です。
タイトルの通り、ページのあちこちにわかりやすい図解やイラストが挿入されているので、初心者の方にとって最も理解がしやすい本です。
「確定拠出年金アナリスト」として知られる大江加代さんのによる良著です。
個人型確定拠出年金iDeCo活用入門
初心者に必要なiDeCoの基本はしっかりと抑えつつも、具体的な金融機関名を挙げて、選び方や運用の仕方について切り込んだ解説をしている本です。
著者の竹川美奈子さんは、他にも投資信託に関連する本もいくつか出版されており、内容も投資信託タイプ中心に書かれています。
はじめての確定拠出年金投資
この本は初心者の方に知っておいて欲しい知識を十分に網羅しつつ、運用中の「ポートフォリオ(資産配分)」に関しても触れている本です。
著者の大江秀樹さんは、長年大手証券会社にて資産運用のアドバイザーとして従事されていた方なので、プロの目から見たiDeCo投資のアドバイスを受けることができます。
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