毎日の生活の中でポイントを貯めたり使ったりすることで、お得になる「ポイ活」。その名の通り、ポイントを生活の中で活用できれば、大きな節約にもつながります。

私もポイ活が流行っているから始めたけど、上手にポイントが貯まらないのよねぇ・・・。貯まってもちょっとだけだし、使うアテも見つからなくて、結局有効期限が過ぎてほったらかし。
ポイントを貯めるコツはないかなぁ。
この記事では、そんな疑問にお答えします。
▼この記事でお話すること▼
- ポイ活でポイントが貯まらない人は、こんな人
- 誰でもガッツリとポイントを貯めるコツ
僕も本格的にポイ活を始めるまでは、全くポイントを貯めることができませんでした。でも、ほんのちょっとした「コツ」をつかむだけで、年間に何万ものポイントを貯めることができるようになりました。
ポイ活って何だろう?
みなさん「ポイ活」っていう言葉を聞いたことがある方ばかりだと思います。最近インスタ等のSNSでも、自身のポイ活を発信しておられる方も多いですね。
ところでポイ活って何でしょう?「活」という漢字は、生活とか活用っていう風に使われますね。まさしくその通りで、ポイ活とは「ポイントを最大限に活用してお得な生活を送る」という意味です。
しかしここで注意しなければいけないのが、ポイントを貯めるという行動自体を目的にしてはいけないということです。「ポイ活をしている」という人でも、何の目的もなくただポイントカードを持ち歩き、ポイントをもらうことに満足をして終わっている人が非常に多いです。これではただの「ポイント収集活動」にすぎず、肝心の「ポイントの活用」ができていないパターンです。とてももったいないことですね。
皆さん「就活」はしたことがありますか?まさしくあの就職活動です。就活はあくまでも「希望した会社に就職すること」を目標にしていますよね?「俺は今就職活動をしているぜ!」と自己満に陥っている人をあまり見たことはありません(笑)。
ポイ活も全く同じで、目的はポイントを貯める行為そのものではなく、ポイントを貯めてそれを活用すること。活用できて初めて「ポイ活」なんだということを十分理解しておいて下さい。
ポイ活で「貯まらない」のはこんな人
ポイ活の基本的な考え方を知っていただいた上で、ここからは「ポイ活で上手くポイントが貯まらない人」の特徴について見ていくことにしましょう。
カードをやたらと持ち歩いている
結論から先に言うと、ポイントカードはできるだけ1枚にまとめた方が、圧倒的に貯まります。
よく財布の中がポイントカードやクレジットカードでパンパンになっている人を見かけますが、こういう人はポイントが上手に貯まりません。
「え?だって、ポイントカードを持ち歩いていなかったら、万一のときにポイントがもらえなくなるじゃん。」という方は、要注意。目的が「ポイントをもらう行為そのもの」の思考になっている危険があります。
例えば街をブラブラと歩いていて、たまたま入ったお店のポイントカードを持っていたら「ラッキー♬」と思いますよね?
だけど、そのお店のポイントを使う確率はどれくらいあるでしょう?
そのお店が大のお気に入りで超がつくほどのリピーターであれば、ポイントが貯まって恩恵を受けることはあるでしょう。しかし年に1~2回しか行かないようなお店のポイントを貯めても仕方がないんです。
ポイ活で上手にポイントを貯めるコツは、貯めるポイントを一元化することです。例えばTポイントを貯めたいのであれば、Tポイントが貯まる店にしか行かないくらいの心構えが必要です。だったら持ち歩くのはTポイントカード1枚だけで済みますよね?
いつまでも現金派
現金は安心で確実だ。いつまでも現金にこだわっていては、ポイ活は上手くいきません。
例えばみなさんは、日々の生活の出費に対して、どの費目にどれくらいのポイントが付くかというのをご存知でしょうか?このことを知っているか知っていないかで、かなり大きな差が生まれます。
たとえば生活における主な出費を見てみましょう。
- 家賃・住宅ローン
- 光熱費
- 食費
- 日用品費
- 交際費
- ガソリン代
- 交通費
などなど。
実はこれらのほぼ全てにポイントが付きます。
家賃や住宅ローンは銀行口座からの引き落としなので厳しいかもしれませんが(それでも手段はアリ)、光熱費や食費など、支払い方法を変えることでその出費のほとんどにポイントを付けることができます。それがクレジットカードです。
ポイ活をしているけどポイントが上手く貯まらないという人は、生活費の大部分を現金で決済している方がほとんどです。現金決済でもポイントカードを提示すればポイントが貯まるというサービスは確かにありますが、貯まるポイントの量・スピードは格段に遅いです。そもそもそのサービスを提供しているお店も限られていますし、還元率も200円に1ポイント(0.5%)程度と低めです。
生活費の決済を現金からクレジットカードに変えると、ポイ活のレベルが急速にアップします。
例えば僕は生活費の多くを「楽天カード」で決済しています。光熱費やNHKの受信料など、日々生活にかかる固定費のほとんどを楽天カード決済にすることにより、100円につき1ポイントが貯まっています。
「楽天市場」というインターネットショッピングサイトでは、米や日用品など生活に必要なものを楽天カードで買えば、100円につき3ポイントの還元です。貯まったポイントは楽天市場の買い物で消化できるので、めちゃくちゃお得です。毎月のように開催されている「お買い物マラソン」などのポイントアップキャンペーンを利用すれば、ポイントが10倍や20倍になることもしばしばです。
情報収集をしていない
ポイ活を進めていくにあたって、「どこでどれくらいのポイントがもらえるか」という情報収集はとても大切です。ポイントが貯まらないという人は、情報収集が足りていない可能性が高いです。
かといって、あれもこれも全ての情報を仕入れる必要はまったくありません。
最初にお話をしましたが、ポイ活とは「ポイントを活用すること」です。言い換えればあなたが活用できないポイントは貯める必要はないのです。わかりやすく言うと、大阪に住んでいるのに東京でしか使えないポイントは無駄だということです。
貯めるべきポイントは、あなたの生活圏で消化可能なポイントです。情報収集をするのは、そのポイントに関するものだけで十分です。
仮に楽天のポイントがあなたの生活で使いやすいなら、
- 楽天のポイントが貯まるカード
- 楽天のポイントが貯まる店
- 楽天のポイントが使える(消化できる)店
- 楽天のポイントキャンペーン
についての情報「だけ」を知っていればいいんです。
冒頭で「カードの断捨離」について触れましたが、ポイントを貯めるカードを一本化することにより、情報収集の幅が狭くなります。
ポイ活で貯まらないを脱却しよう!
最後に、ポイ活で上手にポイントを貯めるコツをまとめます。
- ポイントカードはなるべく少数にまとめる(1~2枚がベスト!)
- クレジットカードを利用する
- 持っているカードのポイント情報を熟知する
僕は実際の生活の中で、「楽天カード」と「Yahoo!カード」の2枚をメインカードにしています。ドコモの「dカードGOLD」も所持していますが、これは携帯代を抑える目的オンリーで、補助的な役割です。
Yahoo!カードはスマホ決済の「PayPay」と連携させることで、PayPay利用の還元とYahoo!カード利用の還元という「ポイントの二重取り」による恩恵を受けています。使用場所は、主にスーパーです。貯まったPayPayボーナスはそのままいつも行くスーパーで使えますし、Tポイントは近所のドラッグストアで消化しています。

楽天カードは、米や炭酸水といった重たい物を楽天市場で購入したり、本は「楽天ブックス」で購入。どちらもポイント還元率が最低でも3%とお得です。光熱費やガソリンなども、全て楽天カードです。貯まったポイントは、楽天市場での購入費やカード決済に充てています。
ポイ活を上手くやっていくためには、「どのポイントをどうやって貯めるか」について詳しく知っておく必要があります。そのためにも、自分の生活圏を見回してみて、どのポイントを貯めるべきかをまず最初に把握しておくことが大切ですね。
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