政府によるキャッシュレス消費者還元事業の推進により、「現金ではなくキャッシュレスの方がお得かも?」と気になり始めた方も多いのではないでしょうか。
キャッシュレスの支払い方法には、クレジットカードをはじめとして様々な方法がありますが、今回は「楽天Edy」という支払い方法についてのお話です。近所のスーパーやコンビニなどで、下のようなロゴを見たことがあるかもしれませんね。
私は以前「楽天Edyはポイントが付くし、楽だよ!」と知人に教えられて楽天Edyのカードを作って今でも使っていますが、いろいろなメリットやデメリットが見えてきました。
よく私が使うスーパーマーケットの例をもとに、「本当にお得で便利なのか?」について、深掘りしていきたいと思います。
楽天Edyって何なの?

楽天Edyって何なの?スーパーなんかでよく勧められるけど・・・

楽天Edyとは、前払い式の「電子マネー」です!
現金が必要ないので、レジがスピーディで便利なカード(アプリ)です。
楽天Edyは、前もって専用のEdyカード(又は専用アプリやオサイフケータイ)にお金をチャージ(入金)して使う、電子マネーです。
もちろん楽天Edyも「キャッシュレス支払い」になるので、キャッシュレス消費者還元事業の対象となります。
お買い物が楽になる
近所のお買い物の際、こういうときってありませんか?
- 細かいお金を出すのに時間がかかる
- ジョギングやちょっとしたお出かけに、財布を持ち歩きたくない
- お買い物前にわざわざ銀行に寄って、混んでいるATMに並ばないといけない
楽天Edyを使えば、現金をチャージしたカード(又はアプリ)をレジで出すだけなので、わざわざ財布の中の小銭を取り出す必要がなく、スピーディに会計を完了することができます。
お金がチャージされたEdyカード又は専用アプリさえ持っていれば、財布を持ち歩かなくても商品が買えます。
また楽天Edyなら、カード内の残高が少なくなってもお店や近くのコンビニでチャージができます。
ポイントがもらえて、使える
全国約66万(2019年現在)ある「楽天Edy加盟店」で、楽天Edyを使ってお買い物をすると、「楽天スーパーポイント」が貯められます。(ポイント取得には登録が必要です)
貯められるポイントは、お買い上げ200円につき1ポイント。0.5%の還元です。
さらに「ポイントプラス加盟店」ではポイントが2倍(200円で2ポイント)になります。
貯まったポイントは1ポイント1円として、楽天Edy加盟店にて使用することができます。
楽天Edyの種類
楽天Edyは、次の3種類の方法で使うことができます。
私は楽天スーパーポイントを効率よく貯めたいため、2の「楽天カード」を使っています。(楽天カードについては、後で説明しますね。)
実際に使ってみてどうなの?
ここまで、楽天Edyの基本的な機能やメリットについて見てきました。
ところで、メリットばかりでデメリットはないのでしょうか?「そんなウマい話には乗らないゾ」という方に、よくある質問をQ&Aで見ていきましょう。

残高が残っている楽天Edyカードを失くしちゃったんだけど、補償してくれるの?

残念ですが、補償はありません。

チャージし忘れて楽天Edyの残高が足りないんだけど

残高が足りない分の差額は、現金又は他のEdyで支払うことができます(一部店舗を除きます)

もう楽天Edyやめようかしら。Edyの残高は換金してくれるわよね?

楽天Edyは換金できません。使い切ってからやめましょう。

お会計が150円なんだけど、ポイントが付いていないわ・・・

楽天Edyは200円未満の金額は切り捨てになりポイントが付きません。

楽天市場(インターネットショッピング)で貯めた「楽天スーパーポイント」を、楽天Edyに交換できるのかしら?

はい。「楽天市場」だけでなく、様々な楽天のサービスで貯めた「楽天スーパーポイント」は、楽天Edyに交換して使うことができます(期間限定ポイントを除く)。

そもそもクレジットカードと何が違うの?

簡単に言うと、クレジットカードは「後払い」なので、後日指定の口座から引き落としされます。
楽天Edyは現金と同じ「その場での支払い」です。現金を楽天Edyにチャージ(入金)しておくことで、残高の範囲内で使うことができます。
このように、実際に使ってみると、メリット以外にも様々なデメリットが見えてきましたね。
ここで、楽天Edyのメリットとデメリットをまとめてみましょう。
楽天Edyのメリットとデメリットまとめ
メリット | デメリット |
お会計がスムーズになる | わざわざチャージ(入金)しなければならない |
財布を持ち歩かなくてもいい | 紛失や盗難の際の補償が一切ない |
楽天スーパーポイントが付く | 200円未満はポイントが切り捨て |
楽天スーパーポイントを貯められる店舗が多い | 楽天スーパーポイントの登録が面倒 |
いかがでしょう?確かにポイントがもらえるというメリットは非常に大きいですが、入金の手間やポイント登録の手続きの煩雑さを考えると、ためらう人もいるかもしれませんね。
私はポイントを効率的に貯めたいため「楽天カード」を使っています。
しかし、こういったデメリットはあるものの、やはり楽天Edyでもらえるポイントは魅力ですよね。
特に私はインターネットショッピングである「楽天市場」を頻繁に利用しているため、楽天市場でも楽天Edyでも「楽天スーパーポイント」が貯まるというメリットは捨てがたいです。
ぶっちゃけ言いますが、私はあまりEdyカード(クレジット機能なし)やオサイフケータイはおすすめしません。
なぜかというと、まずEdyカードは有料だということ。基本デザインは300円ほどしますし、特別なカッコいいデザイン性のあるものだと500円以上するものもあります。
300円分のポイントを貯めようと思ったら、0.5%の計算ですと6万円も買い物しなくちゃいけないんですよ。これじゃ元を取るのにめちゃくちゃ時間がかかってしまいます。そりゃ毎日コンビニやスーパーで楽天Edyオンリーでガンガン使いまくればいいですけど・・・。
それにオサイフケータイは、スマホの充電が切れてたら最悪です。一度これで痛い目に合いました(笑)。
そこで、私が愛用しているのが「Edy機能付き楽天カード」(クレジットカード)です。
私は、次のような使い方をして楽天スーパーポイントをガンガン貯めています。
- 楽天市場での買い物でポイントを貯める
- 楽天Edy加盟店ではEdyを使ってポイントを貯める
- 街のお店ではクレジット払いでポイントを貯める
- Edyへのチャージでポイントを貯める
ポイントを貯めるなら「楽天カード」が最強!
楽天カードは、楽天Edyの機能が付いている、クレジットカードです。
正直言って、楽天Edyだけではもったいないです。楽天Edyは楽天カードと一緒に使ってこそ本領発揮をすると自覚しているからです。
なぜかと言うと、楽天の様々なサービスで楽天カードを使うと「楽天スーパーポイント」が貯まるほか、「楽天スーパーポイント」を「楽天Edy」に交換して使うことができるからです。そして交換した「楽天Edy」で買い物をすれば、それでも「楽天スーパーポイント」が貯まるという「連鎖」が生まれるからです。
インターネットショッピング「楽天市場」でポイントが貯まる・使える
「楽天市場」とは、楽天が展開する国内最大級のインターネットショッピングです。大型家電やスポーツ用品、食品にいたるまで、何でも揃っているので、私も常日頃から愛用しています。
楽天市場のお買い物で「楽天カード」を使って支払いをするだけで、楽天スーパーポイントが100円につき2ポイント(2%)貯まります。
さらに定期・不定期でポイントアップキャンペーンが開催されていて、ポイント還元率が10%を越える日も。年に数回ある「楽天スーパーセール」なんか始まった日には、とんでもないポイント還元率にもなっちゃいます。
楽天Edyでの支払いでもポイントが貯められる
クレジットカードは使えないけど、楽天Edyは使えますっていうお店では、満を持して楽天Edyの出番。ここでもちゃっかりとポイントを稼げます。
入会金無料。年会費もずっと無料
私は元が取れないような年会費や入会金を請求するようなカードは絶対に持ちません。
楽天カードは、そんな年会費や入会金は一切かかりません。
街のお店ではクレジット払いでポイントをゲット
街のお店でも、楽天カードを使ってクレジット払いをするだけで、100円につき1ポイント(1%)のポイントがもらえます。
街のお店の中でも、「楽天ポイント優待店舗」でお買い物をすると、さらにポイントが貯まります。
ポイントを「二重取り」できるおいしさも
楽天カードに楽天ポイントカード機能を付ければ、ポイントカードの提示だけで1ポイント、クレジットカードの支払いで1ポイントと、ポイントを「二重取り」することも可能です。
楽天カード→楽天Edyへのチャージでポイントが貯まる
楽天カードから楽天Edyへお金をチャージすることもできます。その際は、200円のチャージごとに1ポイントもらえます。
わざわざチャージをしにお店に行く必要がありません。
入会&利用だけで5000ポイントもらえる
楽天カードは、入会するだけで2000ポイントがもらえます。
さらに、カード申し込みの翌月末までに1円でもカード払いをすると、さらに3000ポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
【追記】
正直言って、私的に楽天カードを使わないのは【絶対に損】です。セールストークでも何でもなく、本当に楽天カードはお得だと思っています。
つい数年前まで私はクレジット払いが大嫌いな「超現金派」でしたが、クレジット払いを始めてからは現金払いの「もったいなさ」を痛感しています。
今、銀行にお金を預金していくらの金利が付きますか?預金残高がウン百万あっても、30円とかですよ。どこの銀行も、普通預金の金利は0.001%程度です(2019年11月現在)。
そんな超低金利の銀行のATMにわざわざ並んでお金をおろし、現金で支払うなんて、今じゃ考えられません。だって、クレジットカードで払うだけで1%の金利がもらえるんですもの。銀行の金利の1000倍ですよ!?楽天カードが1700万人の人に選ばれている理由がわかります。
最近はスーパーやコンビニでもクレジットカードが使えるお店が多くなりました。楽天市場などのインターネットショッピングも、送料無料や「あすつく」などの即配サービスが増えていて、超便利な時代です。
楽天カードは審査も緩めで、主婦や学生の方でも気軽に申し込めるので、私のように「お得なポイント生活」を送りたいなら、心から楽天カードをおすすめします。
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