インターネット上で楽天カードというキーワードで検索をしていると、よく「不正利用された」といった記事をよく見かけます。楽天カードは不正利用が多いカードなのでしょうか?
長年楽天カードを愛用していますが、僕は一度も不正利用の被害にあったことはありません。
「楽天カードは不正利用が多いの?」と疑われるのには、理由があります。
<<この記事でお話すること>>
- 「楽天カードは不正利用が多い」と言われる原因
- 不正利用を防止するための方法
- 楽天カードはきちんと使えば安全なカード
楽天カードは不正利用が多いと言われる原因

楽天カードのことをインターネットで調べているけど、「不正利用された」っていう記事をよく目にします。やっぱり不正利用が多い危険なカードなんでしょうか?
このように疑問や心配を抱えている方がいるかもしれません。
結論から言えば、楽天カードだけが特別不正利用される確率が高いわけではありません。もしそんな事実があるなら、消費者庁などにクレームがバンバン押し寄せてカード会社としての存続すら危ぶまれますよね・・・。
楽天カードは2018年、日本顧客満足度調査において10年連続1位を獲得しているカードなので、「不正利用が多い」という事実とは矛盾します。
ではなぜ、これほどまでに楽天カードは不正利用が多いと言われるのでしょうか?
契約者数が多い
2019年現在、楽天カードの契約者数は1,700万人を越えました。日本国民のおよそ8人に1人が持っている計算です。
楽天カードは不正利用が多いと言われる原因のひとつに「契約者数の多さ」があるのではないかという推測が立てられます。
ここ数年、インターネットショッピングの一般化やキャッシュレス決済の増加等で、クレジットカードの不正利用被害は増えています。業者を装ったメールを利用したフィッシング詐欺などが原因ですが、その数は減る気配がありません。
日本国内全体のクレジットカード発行枚数に対して、楽天カードの占める割合は非常に高く、それに比例して不正利用の数が増加するのは自然なことです。
- ×楽天カードは不正利用される確率が高い
- 〇契約者数が多いので、不正利用も比例して増えるのは自然なこと
クレジットカードはどのカードでも、常に不正利用の危険にさらされています。後述しますが、しっかりとしたセキュリティ対策を施したり、不正利用されないように日々の心構えをしておくことが大切ですね。
インターネット利用が多い
楽天カードを契約している人は、「楽天市場」というインターネットショッピングサイトでのお買い物をしている人が多いと思います。楽天市場でのお買い物を楽天カードで決済すると、多くのポイントが還元されるからです。
インターネットショッピングでは、楽天や特定のショップから「DM(ダイレクトメッセージ)」が頻繁にメールで届きます。実はこの業者を装ってカード利用者にメールを送り付け、IDやパスワードを盗み出そうとする「フィッシング詐欺」が横行しています。
そうとは知らずに、「送信元に楽天と書いてあるから大丈夫」と、メールに添付されているURLをクリックしてしまったりすると、詐欺被害にあいやすくなります。また「パスワード初期化のお知らせ」などと偽り、IDやパスワードを入力させて盗み出そうとするなど、手段は数多く存在します。
インターネットショッピングではこの手の詐欺被害にあう確率が高く、特に楽天カードはインターネット上で決済する機会が多いため、不正利用の被害にもあいやすくなります。
カード付帯のセキュリティ対策をしていない
楽天カードが届いたら、「今日からお得なお買い物♪」とすぐにカードを使うのは待って下さい。カードを使う前に、セキュリティ対策を施す必要があります。
楽天カードは届いた段階ではセキュリティ対策が十分ではありません。以下の3つのセキュリティ対策については、契約者自身が選択・設定する必要があります。
- カード利用お知らせメール
- 本人認証サービス
- 第2パスワードの登録
1.カード利用お知らせメール
楽天カードを利用するたびに、パソコンやスマホなど登録したメールアドレス宛に「カード利用のお知らせ」が届き、不正利用をすぐに察知できます。
2.本人認証サービス
楽天カードを使って決済するときに、クレジットカード情報以外に別途設定した「本人認証パスワード」を入力しないと決済ができない仕組みです。カード暗証番号とは異なります。
3.第2パスワード
楽天カードの個人情報やカード利用状況、各種設定変更ができる楽天e-NAVIへログインするためのパスワードのほかに、もうひとつ別のパスワードを設定して、楽天e-NAVIへの不正アクセスを防ぎます。
楽天カードの不正利用を防ぐためには
身に覚えのないメールやURLを安易に開かない
ここ数年、クレジットカードの利用者の個人情報を盗み出して不正利用する「フィッシング詐欺」が横行しています。クレジットカードはとても便利でお得なのに対し、こうした詐欺被害にあいやすいというデメリットもあります。詐欺被害を未然に防ぐためには心構えが必要です。
楽天カードを利用していると、頻繁にメールが届きます。その中に紛れて、パスワードなどの個人情報を盗み出そうとする輩が隠れている可能性があります。
下のようなメールは要注意です。
- カード会社の名前で個人情報を聞いてくる
- リンクによる誘導
- 高額当選を語る
- メールアドレスが不自然(例:ra-kutenなど)
基本的にカード会社がメールで個人情報を聞いたりすることはありませんし、不自然なリンクも絶対にクリックしないように注意が必要です。
カードのセキュリティ設定を万全に
楽天カードが手元に届いたら、早速セキュリティ対策を行なってからショッピングを楽しみましょう。
- カード利用お知らせメール
- 本人認証サービス
- 第2パスワードの登録
具体的な設定方法については、僕の書いた下の記事を参照してください。(下をクリックすると記事へジャンプします)

最後に
楽天カードを含め、クレジットカードを含めて不正利用の危険が高まっています。クレジットカードは便利でお得というメリットがありながら、こうしたデメリットがあるのも事実です。
しかしながら、セキュリティ設定をして防護壁を張り巡らせたり、安易にメールのURLをクリックしないなど、不正利用を防ぐための方法はあります。そういう点から考えても、楽天カードは特別危険なカードでは決してなく、利用者の心構えひとつで安全に使えます。そのおかげで、僕もこれまで不正利用を一切経験せずに、楽天カードの恩恵を受け続けています。
セキュリティの面から楽天カードを持とうかどうか悩んでいるという方に、少しでもこの記事がお役に立ったなら幸いです。
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