映画「ロボコップ(1~3)」におけるロボコップ(マーフィ)の名言を集めてみました。
ロボコップは基本的に口数が少なめですが、多くの名言を世に残してくれています。
クールなものから人情味あふれるものまでピックアップしましたので、日常生活でもぜひ使ってみて下さい笑。
※この記事はネタバレの要素を含んでいます。
ロボコップの名言①
Thank you for your cooperation, thank you.
協力ありがとう おやすみ
(出典:映画ロボコップ1より)
映画「ロボコップ」において、殉職したマーフィ巡査がロボコップとして生まれ変わります。
そして最初のパトロール中、老夫婦の営む個人商店で強盗が発生。
見事強盗を退治し、老夫婦に言ったセリフがコレ。ロボコップにとって初の犯人逮捕です。
「おやすみ」という部分が、クールでカッコいいですね!
ロボコップの名言②
Stay out of trouble.
まじめにやれ
(出典:映画ロボコップ1より)
ロボコップは地元デトロイトの「アイアコッカ小学校」を訪問します。
子どもたちに大人気の彼に、テレビ局のアナウンサーがマイクを向け「テレビを見ている子どもたちに一言」と求められたときのセリフです。
ロボコップには「4つの指令」がプログラムされており、その中でも「指令3:法の順守」は子どもたちにどうしても伝えなければならないこと。
「まじめにやれ(トラブルに巻き込まれるな)」という言葉には、「法律を守れよ」という意味が込められているのでしょう。
ロボコップの名言③
Excuse me, I have to go.
Somewhere there’s a crime happening.
失礼 行かねばならない
また犯罪が起こってる
(出典:映画ロボコップ1より)
ロボコップの相棒であるルイス巡査に「あなた、マーフィね?」と言い当てられたとき、ロボコップは半歩後ずさりしてこう言いました。
「動揺して後ずさりする」という、感情がないはずのロボットにはあり得ない行動に、ロボコップの「人間らしさ」を感じる瞬間でした。
何かやばいものがバレそうになったとき、使えそうなフレーズです笑。
ロボコップの名言④
Dead or alive, you’re coming with me.
殺してでも連行する
(出典:映画ロボコップ1より)
“Dead or alive(殺してでも)”は、シリーズを通じてロボコップがよく使うフレーズのひとつ。特に反抗や逃亡の恐れのある「凶悪犯」に対して使う傾向が強いようです。
最初にこのフレーズを使った相手は、ロボコップ1の悪役として登場するクラレンスの手下。彼がガソリンスタンドを襲っているときでした。
いきなりやってきて「デドアラーイヴ」とロボットに言われた日には、恐怖でしかありません。
ちなみに、この手下の名前はエミール・アントノウスキー。ラストでドロドロになる奴です。彼もなぜか、ひと目でロボコップをマーフィと見抜きました。
ロボコップの名言⑤
Come quietly or there will be…trouble.
抵抗するな 容赦しない
(出典:ロボコップ1より)
物語も中盤。クラレンス一味の潜伏する「工場」にロボコップが単独で潜入したときのセリフ。
“trouble”の前の一瞬の「間」が、カッコいいポイントです。
「おとなしくしな!さもないと…知らないぜ」というニュアンスでもクールですね。ちょっと西部劇っぽいですが笑。
ロボコップの名言⑥
You’re under arrest.
You have the right to remain silent.
逮捕する
黙秘権は認める
(出典:映画ロボコップ1より)
これは名言というより、ロボコップが犯人逮捕の際に使用する「定型文」と言った方がいいかもしれません。しかし、シリーズを通じて彼がよく使うフレーズなので、あえて「名言集」として採用させていただきました。
「黙秘権を認める」というと難しい響きに聞こえますが、意外と簡単な単語を使用していることに驚いた記憶があります。
ロボコップの名言⑦
They’ll fix you.
They fix everything.
生き返るさ 俺と同じように
(出典:ロボコップ1より)
ロボコップ1のラスト、クラレンスに撃たれたルイス巡査が「私、もう死ぬわ…」と言ったときのロボコップの返しのセリフです。
ロボコップシリーズの中でも個人的に「もっとも秀逸な日本語訳」だと思っているセリフのひとつです。
英語”fix”は、どちらかというと「(物を)修理する、直す」というニュアンスで使われることが多い単語です。人間にはあまり使いません。
あえて”fix”を使うことで、ロボットとして生まれ変わったことに対する「皮肉」が込められているわけですが、直訳せずに「生き返るさ 俺と同じように」とすることで、より皮肉感を強く感じることができます。
ちなみに”They(彼ら)”は、ロボコップを製造したオムニ社の人間を指しています。
ロボコップの名言⑧
Ladys, stay down.
女性は伏せて
(出典:映画ロボコップ2より)
2作目ロボコップ2より引用しました。
本作の悪役ケインの「工場」に潜入したときのセリフです。「女性や子供には危害を加えない」というロボコップらしい一言です。
世の男性諸君は「モテフレーズ」として覚えておくと、どこかで役に立つかも知れません笑。
ロボコップの名言⑨
Dead then.
覚悟しろ
(出典:ロボコップ2より)
ロボコップが悪役ケインと初めて対峙したときのやりとり。
お決まりの”Dead or alive(殺してでも)”という文句のあとに、ケインが「どっちが死ぬのかな?」なんて言うもんですから、即答レベルで「なら死ね」と返されます笑。
「あっそ」に似た淡々とした雰囲気が、クールで痺れます。
映画では「覚悟しろ」と直接的な日本語訳を避けています。
ロボコップの名言⑩
Are we cops?
我々は警官だろ
(出典:映画ロボコップ2より)
ストライキばかりで「本来の仕事」をしない警官たちに向けて、ロボコップが放ったセリフ。これを聞いて、警察たちは一丸となってケイン逮捕へ向かいます。
監督は違うものの、個人的には次作「ロボコップ3」へとつながる名言だと思ってます。
ロボコップの名言⑪
Caine, let’s step outside.
ケイン 表へ出ろ
(出典:映画ロボコップ2より)
これも名言ではないかもしれませんが、個人的に大好きなセリフなのでランクインさせました。
この映画を初めて見た中学生の頃、この後に続く女性博士の”You! Get out of here!!”までの一連のセリフを、一日中モノマネしてました笑。
普段の生活で「表に出ろ」なんて言う機会はなかなかないと思いますが、一度は言ってみたい憧れの一言です。(多分”Dead then.”と言われて終いでしょう)
ロボコップの名言⑫
Patient, Lewis.
We are only human.
耐えるのだ ルイス
我々はしょせん人間だ
(出典:映画ロボコップ2より)
ロボコップ2のラストを飾る、名言中の名言です。
ケインという制御不能のロボットを作り出し、破壊行為を繰り返した挙句、何の謝罪もなく立ち去ろうとするオムニ社CEO。それに腹を立てたルイスの一言に対して、なだめるようにロボコップが言ったセリフ。
“You”じゃなくて”We”、つまりロボコップ自身も人間だという自覚があるということですね。
ロボコップの名言⑬
Back off or there will be trouble.
下がれ ケガをするぞ
(出典:映画ロボコップ3より)
ロボコップ3では、オムニ社に雇われた制圧部隊「リハッブ隊」との戦いが繰り広げられます。
これは武装市民が立てこもる教会前でロボコップがリハッブ隊と対峙したときのセリフです。
“trouble”を使ったフレーズは先ほども紹介しましたが、これもロボコップファンなら押さえておきたいクールなセリフのひとつです。
ロボコップの名言⑭
Officer down.
殉職だ
(出典:映画ロボコップ3より)
ルイス巡査が撃たれ殉職したシーンでロボコップが言ったセリフ。
大切な相棒を失ったにも関わらず、感情を表すことのない無機質な言い方に、かえって切なさを感じました。
ロボコップの名言⑮
If you remember them, they’re never really gone.
いつも心の中にいれば 寂しくない
(出典:映画ロボコップ3より)
ロボコップが両親を失った幼いニコに対して言ったセリフ。
ロボコップシリーズを通じて、個人的に1、2を争う「好きなセリフ」です。
ロボコップ自身も、最愛の妻や子供を失い(妻や子供は生きているが離れ離れになって多分二度と会えない)、相棒のルイスも殉職してしまうという寂しい思いをしてきました。
だけど、「彼らのことをちゃんと記憶にとどめておけば、行ってしまうことはないよ」というセリフには、グッとくるものがありました。
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