「貯蓄の黄金比」って何のこと?

貯蓄

貯金のことを色々と調べていると、何度も目にする「黄金比」という言葉。「貯蓄の黄金比?何だそれ?」という思いから、調べてみることにしました。

すると「貯蓄に関する重要なヒント」が見つかると同時に「わが家の家計の現実」が見えてきます。

この記事でわかること

  • 貯蓄の黄金比とは「貯金に理想的な家計の比率」のこと
  • 黄金比率はハードルが高い
  • 黄金比率を達成するには?
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貯蓄の黄金比とは?

しんまま(@shin_mama19)です。  

最近は貯蓄やお金のことばかり考えているので、家事がおろそかになりつつあります(笑)。

ところで最近気になったワードが、今日お話する「貯蓄の黄金比」です。

黄金比といえば、料理レシピでよく見かける言葉ですね。「煮魚の黄金比」みたいな。

お金の世界でも使われるようになったとは、よほど読者に強い印象を与える言葉なんだと感じます。

それはさておき、今回「貯蓄の黄金比」について調べてみました。

貯蓄の黄金比とは、「理想的な貯金を実現するための、収入に対する家計の比率」のことです。

もうちょっとわかりやすく言うと、住宅費とか食費などには「理想的な割合(%)」があって、それを守ればちゃんと貯金ができますよっていう指標です。いろいろなメディアでFP(フィナンシャル・プランナー)さんが「貯蓄の黄金比」についてお話されています。

で、貯蓄の黄金比とやらが、こちら。

  • 住居費:28%
  • 食費:15%
  • 水道光熱費:6%
  • 保険:4%
  • 通信費:6%
  • 被服費:3%
  • 小遣い:10%
  • その他:11%
  • 貯蓄:17%

全部足すと、100%です。FPさんによって若干割合は違うようですが、だいたいこれくらいです。

これだけ見ても、あまり実感がわきませんね。

実際の金額を入れてみると、「現実」が見えてきます。うちと同じ、手取り収入が25万のケースです。

  • 住居費:70,000円
  • 食費:37,500円
  • 水道光熱費:15,000円
  • 保険:10,000円
  • 通信費:15,000円
  • 被服費:7,500円
  • 小遣い:25,000円
  • その他:27,500円
  • 貯蓄:42,500円

貯蓄の黄金比のハードルは高い

手取り25万円でちゃんと貯蓄をしようと思ったら、これくらいの割合で生活をするのが「理想」なんだそうです。

ぶっちゃけ、ちょっとキツくないですか?

うちなんて、住宅費で2万もオーバーしてます(9万くらい。マンションの管理費、修繕積立費、駐車場代込み)。先月は電気代だけで2万越えて発狂してました(冬は高い!)。よく見たら項目から日用品抜けてるし…シャンプーとかどうすんねん。毎月「カツカツ」な理由がよくわかります。

わが家はDINKsですが、お子さんがいらっしゃる家庭ではさらに「養育費」がかかりますね。

あくまで「理想の比率」ですが、これが「25万円のリアル値」です。

貯金をしていくには、この「貯蓄の黄金比」になるべく近づけていく努力が必要になります

貯蓄の黄金比に近づけるには?

貯蓄の黄金比に近づけていくには、様々な工夫が大切になってきます。

家計簿で支出を把握する

貯蓄の黄金比に近づける第一歩として、家計の出費を把握しないといけません

家計簿は、家計支出の把握には「必須」のアイテムです

僕は以前、何も考えずに出費を垂れ流していました。当然のごとく、毎月の家計は「赤字」でした。

それから家計簿の大切さを知り、付け始めることで「家計の引き締め」が徐々にできるようになり、何とか黒字に持って行き、貯蓄ができるようになりました

家計簿といっても、細かく付ける必要はありません。

ノートに線を引いて、レシートの金額をちゃちゃっと書くだけです。毎日の作業量は30秒です。要は「支出がわかればいい」というレベルなので、こだわる必要はないです。

家計簿がめんどくさいと思う人でも続けられる方法
節約するには家計簿をつけないといけない。でもめんどくさくて家計簿が続かないという人も多いと思います。僕も「超」が付くほどの面倒くさがり屋なので、ある工夫をしてめんどくさい家計簿を続けています。<<この記事でお話すること&g...

写真は僕の家計簿です(字が汚くてゴメンナサイ)。費目は食費と日用品など5種類だけで、あとは適当に「その他」に放り込んでます(笑)。端数は思い切って四捨五入してもいいと思います。

あと、家計簿アプリなんかは超時短で楽ですね。お店のレシートを撮影するだけで、勝手に費目に分けてくれます。

リンククロスの家計簿アプリあたりだと、家計簿プラス貯蓄も管理できておすすめです。

節約は「固定費の削減」から

節約と聞くと、食費を減らすことを真っ先に思い浮かべる人が多いです。でも、血のにじむ努力の割には、あまり成果が出にくいです。

住宅費や保険代、スマホやインターネットの通信費などの「固定費」と呼ばれるものを見直すと、大きなお金が削減できる可能性が高いです

詳しくは、下の記事をどうぞ。

固定費を節約できれば月3万円ダウンは夢じゃない
固定費を一度削減できると、これから先の家計が非常に楽になります。固定費は「毎月同じ金額が変わらずに出ていくもの」なので、一度そのボリュームを小さくできれば、この先ずっと変わらないからです。固定費の中身によっては、月に3万円の節約も夢ではあ...

貯蓄は「先取り貯金」を基本にする

貯蓄の基本は「先取り」です。

先日、こんなツイートをしました。

まずは貯蓄を最優先に考えて、お給料が振り込まれたら貯金する金額を先に抜いて「貯蓄用口座」に入れちゃいます。

残った金額が、今月の生活費の「予算」です。

先取り貯金とは?貯蓄体質を作る効果的な方法
しんまま(@shin_mama19)です。先日こんなツイートをしました。「生活費の残り=貯金」じゃなくて「貯金した残りで生活」すると、貯蓄ができる家計の体質に変わります。— しんまま (@shin_mama19) January 2...

貯蓄はいくらあれば安心?

今回のテーマに関するお話は、ここまでです。

最後に、「貯蓄はいくらあれば安心なのか?」について、ちょっとだけお話をしたいと思います。

皆さんの「貯蓄の目的」って、何でしょう?

旅行に行きたいとか、老後が心配など、人それぞれ目的は違うと思います。

中でも「将来の不安に備えたい」という人が非常に多いと思います。

しかし不安の中身が不透明で「何となく貯金をしている」という人も多いのではないでしょうか?

貯蓄は「目標」がないと、しんどいです。

でも将来、具体的に「何に、いくら必要なのか?」がハッキリと見えてくると、貯蓄に対する意識が確実に変わります(あまりにリアルな数字が見えて、落ち込むこともありますが(笑))。

しかし未来は確実にやってきますので、目を背けてばかりでは不安は解消されません。

そんな思いを込めて、下の記事を書いてみましたので、よければ読んでみて下さい。

貯金はいくらあれば安心なの?
貯金って、一体いくらあれば安心できるんだろう?「貯金しなきゃいけない」のはわかってるんだけど、何にいくら貯めればいいのかわからない。お金じゃなくて不安ばかりが貯まって憂うつだわ。しんまま(@shin_mama19)です...

では、これで。

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