貯金のことを色々と調べていると、何度も目にする「黄金比」という言葉。「貯蓄の黄金比?何だそれ?」という思いから、調べてみることにしました。
すると「貯蓄に関する重要なヒント」が見つかると同時に「わが家の家計の現実」が見えてきます。
▶この記事でわかること
- 貯蓄の黄金比とは「貯金に理想的な家計の比率」のこと
- 黄金比率はハードルが高い
- 黄金比率を達成するには?
貯蓄の黄金比とは?
しんまま(@shin_mama19)です。
最近は貯蓄やお金のことばかり考えているので、家事がおろそかになりつつあります(笑)。
ところで最近気になったワードが、今日お話する「貯蓄の黄金比」です。
黄金比といえば、料理レシピでよく見かける言葉ですね。「煮魚の黄金比」みたいな。
お金の世界でも使われるようになったとは、よほど読者に強い印象を与える言葉なんだと感じます。
それはさておき、今回「貯蓄の黄金比」について調べてみました。
貯蓄の黄金比とは、「理想的な貯金を実現するための、収入に対する家計の比率」のことです。
もうちょっとわかりやすく言うと、住宅費とか食費などには「理想的な割合(%)」があって、それを守ればちゃんと貯金ができますよっていう指標です。いろいろなメディアでFP(フィナンシャル・プランナー)さんが「貯蓄の黄金比」についてお話されています。
で、貯蓄の黄金比とやらが、こちら。
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全部足すと、100%です。FPさんによって若干割合は違うようですが、だいたいこれくらいです。
これだけ見ても、あまり実感がわきませんね。
実際の金額を入れてみると、「現実」が見えてきます。うちと同じ、手取り収入が25万のケースです。
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貯蓄の黄金比のハードルは高い
手取り25万円でちゃんと貯蓄をしようと思ったら、これくらいの割合で生活をするのが「理想」なんだそうです。
ぶっちゃけ、ちょっとキツくないですか?
うちなんて、住宅費で2万もオーバーしてます(9万くらい。マンションの管理費、修繕積立費、駐車場代込み)。先月は電気代だけで2万越えて発狂してました(冬は高い!)。よく見たら項目から日用品抜けてるし…シャンプーとかどうすんねん。毎月「カツカツ」な理由がよくわかります。
わが家はDINKsですが、お子さんがいらっしゃる家庭ではさらに「養育費」がかかりますね。
あくまで「理想の比率」ですが、これが「25万円のリアル値」です。
貯金をしていくには、この「貯蓄の黄金比」になるべく近づけていく努力が必要になります。
貯蓄の黄金比に近づけるには?
貯蓄の黄金比に近づけていくには、様々な工夫が大切になってきます。
家計簿で支出を把握する
貯蓄の黄金比に近づける第一歩として、家計の出費を把握しないといけません。
家計簿は、家計支出の把握には「必須」のアイテムです。
僕は以前、何も考えずに出費を垂れ流していました。当然のごとく、毎月の家計は「赤字」でした。
それから家計簿の大切さを知り、付け始めることで「家計の引き締め」が徐々にできるようになり、何とか黒字に持って行き、貯蓄ができるようになりました。
家計簿といっても、細かく付ける必要はありません。
ノートに線を引いて、レシートの金額をちゃちゃっと書くだけです。毎日の作業量は30秒です。要は「支出がわかればいい」というレベルなので、こだわる必要はないです。

写真は僕の家計簿です(字が汚くてゴメンナサイ)。費目は食費と日用品など5種類だけで、あとは適当に「その他」に放り込んでます(笑)。端数は思い切って四捨五入してもいいと思います。
あと、家計簿アプリなんかは超時短で楽ですね。お店のレシートを撮影するだけで、勝手に費目に分けてくれます。
リンククロスの家計簿アプリあたりだと、家計簿プラス貯蓄も管理できておすすめです。
節約は「固定費の削減」から
節約と聞くと、食費を減らすことを真っ先に思い浮かべる人が多いです。でも、血のにじむ努力の割には、あまり成果が出にくいです。
住宅費や保険代、スマホやインターネットの通信費などの「固定費」と呼ばれるものを見直すと、大きなお金が削減できる可能性が高いです。
詳しくは、下の記事をどうぞ。

貯蓄は「先取り貯金」を基本にする
貯蓄の基本は「先取り」です。
先日、こんなツイートをしました。
「生活費の残り=貯金」じゃなくて
— しんまま@ブログ連続投稿17日目 (@shin_mama19) January 29, 2020
「貯金した残りで生活」すると、貯蓄ができる家計の体質に変わります。
まずは貯蓄を最優先に考えて、お給料が振り込まれたら貯金する金額を先に抜いて「貯蓄用口座」に入れちゃいます。
残った金額が、今月の生活費の「予算」です。

貯蓄はいくらあれば安心?
今回のテーマに関するお話は、ここまでです。
最後に、「貯蓄はいくらあれば安心なのか?」について、ちょっとだけお話をしたいと思います。
貯金をするときは「目的」がないと、しんどいですね。
— しんまま@ブログ連続投稿19日目 (@shin_mama19) February 13, 2020
例えるなら、ゴールが見えないマラソンみたい。
皆さんの「貯蓄の目的」って、何でしょう?
旅行に行きたいとか、老後が心配など、人それぞれ目的は違うと思います。
中でも「将来の不安に備えたい」という人が非常に多いと思います。
しかし不安の中身が不透明で「何となく貯金をしている」という人も多いのではないでしょうか?
貯蓄は「目標」がないと、しんどいです。
でも将来、具体的に「何に、いくら必要なのか?」がハッキリと見えてくると、貯蓄に対する意識が確実に変わります(あまりにリアルな数字が見えて、落ち込むこともありますが(笑))。
しかし未来は確実にやってきますので、目を背けてばかりでは不安は解消されません。
そんな思いを込めて、下の記事を書いてみましたので、よければ読んでみて下さい。

では、これで。
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