しんまま(@shin_mama19)です。
秋から春先にかけて大活躍するセーターやニットですが、気が付くといつのまにか毛玉がたくさんついていた、なんてことも。一度付いた毛玉は、取るのに時間がかかって大変です。
セーターに毛玉ができるのには原因があり、きちんとケアをしてあげることで毛玉はできにくくなります。
▼この記事でわかること▼
- セーターやニットに毛玉ができる原因
- 毛玉を防止するアイテム
- もしも毛玉ができてしまったら?
- 毛玉ができにくいセーターってあるの?

わが家でも毎日の毛玉取りに時間がかかっていましたが、毛玉ができないようにケアするアイテムを購入してからは、毛玉に悩まされることも少なくなって助かっています。
セーターに毛玉ができる原因
毛玉ができる原因は、衣類同士の「摩擦」です。
繊維同士がこすれることにより、繊維の糸が毛羽立ちます。そして毛羽立った糸同士が絡み合い、次第に束を作ります。そこにホコリなどが付着して毛玉ができあがります。袖元や脇の下などは日常の動作でこすれやすいので、特に毛玉ができやすい箇所になります。
静電気が起こりやすいアクリルといった化学繊維や、ウールやカシミアなどの天然の素材も毛玉ができやすい素材と言われています。
毛玉を予防する方法
毛玉ができないように予防するには、繊維の毛羽立ちを放置しないことです。そのままにしておくと、毛羽立った繊維同士が絡み合い、やがてホコリを巻き込んで毛玉ができてしまいます。
繊維の毛羽立ちを抑えるには、ブラッシングを行ないます。ブラッシングを行なうことで繊維の流れを整え、同時に空気の流れもよくするので、毛玉を防ぐだけでなくセーターの型くずれも防いでくれます。ブラッシングは洋服を長持ちさせる上で、とても大切なんですね。
そこでわが家が愛用しているのが、REDECKER(レデッカー)の洋服ブラシです。ヨーロッパ風のやさしい木の風合いがとってもお洒落な洋服ブラシで、インテリアにもいい感じです。
持ってみた大きさは、下の写真のように片手で扱える感じです。ちょうどエチケットブラシのような感覚で、セーターやニットの首元から下の方に向かってブラッシングをしていきます。
なぜドイツでこのようなものが作られているかというと、向こうではセーターをクリーニングに出すと、かなり高額なんだそうです。だからなるべくお金がかからないようにと、セーターの洗濯の回数を減らす代わりに、着たあと丁寧にブラッシングをして汚れを落としたり、繊維を整えて毛玉を防いでいるんですって。
この洋服ブラシの特徴が、白と黒にわかれた2色のブラシ形状です。
これは「白豚毛(やわらかい)」を外側に、「黒豚毛(かたい)」を内側に施すことにより、繊維を傷めることなくやさしく、なおかつしっかりと繊維を整えるための工夫です。
REDECKERの特徴として「使い込んでいくうちに取っ手などの風合いが、自然と深い味わいの色に変化していく」という楽しみがあります。
これ一本をリビングにちょっと掛けておくだけで、部屋の雰囲気がお洒落に変わって、僕の妻も喜んでいます。
それと、使っていくうちにブラシの間にセーターの繊維がたまっていくので、専用のコームをまとめて買っておいて定期的にお掃除することをおすすめします。
ブラッシングは毎回やるのが基本

毛玉ができても取っちゃえば終わりでしょ?着るたびにブラッシングなんて面倒臭い。
という方もいるかもしれません。
しかし、毛玉は取るたびに生地を削り取っていくようなもの。だんだんとセーターが痩せ細っていき、服の寿命を短くしてしまうんです。
なので、せっかくのお気に入りのセーターを長く着るためにも、着たあと毎回ブラッシングをしてあげることが基本です。
セーターに付いた毛玉の取り方
もしもすでにセーターに毛玉が付いてしまった場合は、どうすればいいでしょう?
毛玉ができたときに一番やってはいけないのが、手で引っ張るようにむしり取る行為。繊維が傷んでしまいます。あと、カッターや髭剃りなどでそぎ落とす方法や、スポンジの荒い部分でこする方法などといった情報もありますが、あれらも繊維を傷める原因になるので真似しないようにしましょう。
毛玉取り用ブラシを使う
繊維に一番やさしい方法が、毛玉取り用ブラシを使う方法です。先ほど紹介したREDECKERからも、毛玉取り用としてブラシ部分にブロンズ製のワイヤーを採用したブラシが発売されています。
「洋服に金属製のブラシなんて当てて、大丈夫?」と思うでしょうが、意外と大丈夫です。REDECKERのブラシを扱うショップで毛玉取りの実演をしてもらいましたが、外側にやわらかめの豚毛を採用しているので、繊維を傷めることなく綺麗に毛玉が取れました。
わが家では予算オーバーで購入できませんでしたが、来シーズンくらいには購入しよっかなと検討しています。
毛玉取り器を使う場合
100均などでも手軽に手に入る毛玉取り器ですが、使う場合には「毛玉だけを取る」ようにしましょう。毛玉のない部分や、必要以上にセーターに押し当てたりすると、無駄に繊維が削り取られて最悪穴が開いてしまう恐れもあります。
毛玉取りも結局は繊維を切るものなので、できれば使わないのがベスト。やはり毎回のブラッシングで毛玉を予防するのが一番です。
毛玉がつきにくいセーターってあるの?
セーターやニットも、素材を選ぶことによって毛玉ができにくくなります。
毛玉ができにくい素材は、綿(コットン)、麻、シルクです。冬であれば、これらの素材を使った厚手のセーターを選ぶことで、あまり毛玉に悩まされることなく快適な暖かさになると思います。
コメント